20段クラッチとは?

締めすぎ無しの【20段クラッチ】

リョービの電動ドリルドライバーCDD-1020には、締め付けトルクを調整できる【20段クラッチ】が付いています。ドライバーとして使う時の締め付け強さを調整するもので、1段から20段まで調整できるものです。これは、ある一定の強さがかかると軸の部分が空回りしてそれ以上の力がかからないようになる仕組みです。この仕組みにより、素人のネジ締めのトラブルで発生しやすいネジの締めすぎとネジ山の潰れの防止に有効です。

穴あけにはドリルモード

CDD-1020にはこの【20段クラッチ】以外に【ドリルモード】がついています。
【20段クラッチ】は、軸の部分の空回りでネジの締めすぎやネジ山の潰れを防止できて非常に有効な機構ですが、最大トルクを使いたいドリルを使った穴あけの場合、その空回りが必要なくなってきます。そんな時に使うのがドリルモードです。ここに合わせるとクラッチ機構を無効にでき、空回りしなくなります。このドリルモードを使い、さらにLOW回転モードを使うことによって、最大トルクで使うことが可能になります。